病院同行日記 Aさんの場合弁護士 林 裕介
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先日,川崎市内の整形外科に通院をなさっている,Aさんの病院同行をさせていただきました。
Aさんは,いわゆるむち打ちにより,6カ月以上通院をなさっておられましたが,肩や腕の痛み・痺れがなかなか改善しませんでした。このため,後遺障害の認定を請求することといたしました。他の多くの患者様もそうですが,Aさんは,後遺障害診断書をお医者様に書いてもらうというご経験が初めてでおられました。このため,病院同行に先立ち,Aさんに対し,私がお医者様にどのようなことをご説明し,どのような検査をお願いするのか等,打ち合わせを十分にさせていただきました。
いざお医者様と面談をさせていただいた際は,Aさんとお医者様との関係が非常に良好(とても打ち解けた関係でした。)だったこともあり,お医者様は,私のご説明を熱心にお聞きくださり,検査も非常に丁寧にしてくださいました。
このお医者様に書いていただいた後遺障害診断書をもとに,後遺障害の認定の請求をしましたが,つい最近,後遺障害について「認定」の結果通知が届きました。Aさんにも非常に喜んでいただけました。後遺障害認定による賠償金をもとに,これからも治療を十分に継続していただき,Aさんの痛みが将来少しでも緩解することを切に願うばかりです。