80代男性の方,保険会社提示1000万円→1800万円で示談できた事例
事故の経緯としては,80代男性の方が道路脇にて作業をしていたところ,同男性の方に気づかないまま運転手がその道路を進行させてしまい,結果,同男性の方に車両を衝突させてしまったというものでした。
男性の方は,長期間にわたり治療を尽くしましたが,最終的には後遺障害が残ってしまい,後遺障害等級として8級の認定を受けました。ただ,保険会社からの賠償の提示額は1000万円でした。このため,男性の方のご家族として,当該提示額が適切な額なのかどうか判断がつかなかったため,ご家族の方が当事務所にご相談に来られました。
その後,当事務所弁護士が交渉に入り,男性の方が後遺障害により日常生活に大きな支障を来してしまっていること等を保険会社に対して粘り強く伝えました。そうした結果,保険会社からは,800万円を増額し,1800万円を賠償する旨の提示がなされました。そして,この増額に男性の方やそのご家族もご納得され,示談に至りました。